デニムの破れのミシンたたきでの修理例をご紹介します。
購入されたときにはすでに修理されていたのですが、着用しているうちに更に色落ちやダメージがすすんでいたため、修理し直してほしいとのご依頼でした。

Before
こちらは元の修理箇所をすべて解いた状態のフロント股部分です。
かなり大きく穴があり、別のデニムを裏から当ててある状態でした。濃い色のデニムを使用していたため目立ってしまっていました。
周囲のたたきの糸の色も違っていたためすべて解きました。

Before
こちらはバック股部分です。
こちらは白の横糸が残っている状態でしたが、裏から当てている生地を取り除くと中央部分の横糸は切れていて無くなってしまいました。

After
フロントの穴には同系色のデニムをあて、横糸の残っている部分には薄い生地をあてています。
また部分はよく動く部分なのであまり厚くならないようにしています。
ただ擦れるとまたすぐに破れてくるので、多少のごわつきは予めご了承いただいております。

After
バックは横糸が残っており、生かしてほしいとのご要望でしたので、別のデニムの横糸を取り出して隙間を埋め、裏から薄い生地を当てています。
前後の間の生地が大きくなくなっていましたが、同系色の生地を足してサイズが変わらないようにしています。
参考価格 ¥55000~
muy 〈ムイ〉代表:野村
縫製業歴:神戸の古着屋10年、洋服修理専門店3年、高級洋服専門店5年。
2020年に独立開業、2021年に法人様からの修理請負業も開始しました。
他店で断られたものでもご相談ください。できる限りご希望に沿うようにご提案いたします。

